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23 February 2018,Friday

恋しの湯伝説

 
◆戸倉上山田温泉にまつわる伝承◆

「戸倉上山田温泉」といえば言わずと知れた全国区の温泉場で、昭和の高度成長期には熱海温泉などと並び多くの芸妓を抱え遊行的な人気を得て年間のピークでは130万人が訪れたという。

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温泉街の千曲川に架かる大正橋には、竹久夢二が昭和四年に逗留した際に描かれた絵が飾られている。

電車で戸倉上山田温泉に行く場合、戸倉駅で降りて千曲川を渡り温泉街に向かうのだが、その際に千曲川に架かる大正橋を渡るのだ。

その昔は木製で有料の橋だったらしいが、平成14年の大改修工事を行い現在の姿に至る。

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現在の大正橋。この橋の両サイドの歩道脇に竹久夢二の絵のレリーフ等が飾られている。

そしてこの大正橋の歩道には何やら怪しい小石が散りばめられている。

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「恋し湯伝説」??

実は数年前に、この伝説の話のさわりをラジオで聞いてから気になってしかたなかったのである・・(笑)
大正橋の両端の歩道には99個の赤い小石が埋められているという。(全部数えたわけではないが)

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【恋しの湯伝説】 ※小石と恋しをかけている

江戸時代、千曲川の川岸に住むお政には両想いの婚約者がいたが、江戸に出たまま行方知れずとなる。千曲川で赤い小石を100個集めれば婚約者は戻るとのお告げを受けたお政は、毎日石を探し、やがて99個の赤い小石を得る。しかし、最後の1個が見つからず、凍てつく冬の川原を探すうちに湧き湯を発見する。温泉で指を温めたお政は無事に100個目の小石を見つけ、婚約者と結ばれる。

物語の詳細について知りたい方は、大正橋の南側に「恋しの湯伝説」の解説版があるので熟読願います・・・(笑)

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「恋しの湯」の解説版。

「母さん、僕のあの純粋な恋心は何処に行ってしまったんでしょうか・・・」(笑)

平昌オリンピックで日本のカー娘を応援しつつ、2010年のバンクーバーオリンピックから3大会連続で出場となったイブ・ミュアヘッドを密かに応援しております・・(爆)

今回の日本VSイギリスの試合が見れなかったのは痛恨の一撃・・・(汗)

おっと、話がそれてしまいました・・・日本もイギリスもメダルを取れるといいなと(笑)

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赤い小石は橋の歩道に埋まっています。番号振らないと99個あるのか怪しいものです。

さて、問題は100個目の赤い小石が何処にあるかという事ですネ。

小職、とうとう発見してしまいました。

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100個目の石です。

千曲市民(ってか当時は戸倉上山田町だったので町民でしょうか)の幸せを願ってこの場所に100個目が置かれたようです。

さて、「恋し湯伝説」にあやかって幸せになりたいあなた…大正橋を渡って100個目の石に願いをかけると、叶うかもしれません。

小生はカーリング女子代表イギリスチームと日本チームのメダル獲得をお願いしました(爆) カナダチームは残念でした・・(汗)

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100個目は大正橋に近いこの公共機関にありましたよ。

地元に伝わる民話も良いものですネ。

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